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NETIS掲載終了技術(KK-130024-VE 2024.04.01掲載終了)
マンホール土留は、アルミ製腹起しの内部に水圧シリンダーを内蔵した一体構造になっています。
各々の腹起しを矩形に組み上げ、掘削部の土留壁に設置する事で四方向からの土圧を受ける支保工となります。地上から水圧ポンプで加圧・減圧することで自在に四方向へ伸縮するため、掘削幅に合わせた寸法調整も容易に可能です。従来の水圧シリンダーと腹起しで四方の土壁を押さえようとすると、部材を井桁に組む必要がありました。また、山留材を使用すると、溶接作業や細かいサイズ調整が必要になるなど、支保工の設置に大きな労力を費やしていました。
マンホール土留はその名の通り、マンホールの設置工事はもちろん、電線共同溝や浄化槽の設置工事など、ピット型の開削工事の土留支保工に最適な製品です。
マンホール土留は強度的にも優れ、部材の組み合わせによって様々な条件に対応出来る可能性を持っています。正方形や長方形といった掘削形状のみならず、台形や多角形など様々な形状の掘削に対応が可能です。ピット型の開削工事はもちろん、最近では特に橋脚耐震補強工事やエレベーター基礎設置工事など様々な工事でご採用いただいております。
軽量なアルミ製支保工であり、現地での組立・分解も容易といった特長を活かし、狭小な現場や山間部など、資材の搬入が困難な現場でもご利用いただいております。
一見施工が難しいのではないかと思われる条件でも、お気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフがご対応いたします。
型式 | 使用寸法 (mm) | 質量 (kg/組) | 腹起し断面寸法 (mm) | 断面係数(㎤) | 許容軸力 (kN) |
|
外筒 | 内筒 | |||||
MHB-100 | 890~1,040 | 78.4 | 114×100 | 51.32 | 51.08 | 73.5 |
MHB-145 | 1,150~1,450 | 96.0 | ||||
MHB-195 | 1,350~1,950 | 114.0 | ||||
MHB-215 | 1,450~2,150 | 121.6 | ||||
MHB-250 | 1,700~2,500 | 164.4 | 130×125 | 103.5 | 97.85 | |
MHB-300 | 2,200~3,000 | 186.4 | ||||
MHB-355 | 2,600~3,550 | 258.3 | 130×150 | 180.4 | 157.4 | |
MHB-420 | 3,250~4,200 | 290.5 | ||||
MHB-510 | 4,050~5,100 | 473.7 | 135×200 | 397.3 | 193.4 | |
MHB-600 | 4,950~6,000 | 542.6 |
*質量はXとYの方向を同じ型式で組んだ場合。
コーナーブラケット・二股分岐ホース
専用工具、添加液・不凍液・水圧ポンプ
品名 | 長さ (mm) | 質量 (kg) | 容量 (ℓ) |
水圧ポンプ | 3,800(ホース) | 12.3 | 19.0 |
二股分岐ホース | 740 | 1.3 | ― |
専用工具 | 300 | 0.8 | ― |
添加液 | ― | ― | 0.5 |
不凍液 | ― | ― | 2.0 |
*水圧シリンダーの摺動性を高めるため、水圧ポンプには、清浄水に5%の割合で添加液を混合して使用して下さい。
*凍結防止のため、冬季に寒冷地でご使用の場合は、添加液に加えて適量の不凍液を水圧ポンプ内の水に混入させて下さい。
■施工上のご注意
*施工時は労働安全衛生規則・通達に従って施工して下さい。
*脱落防止のため、設置中は必ずチェーン等でコーナーブラケットをしっかりと吊り下げて下さい。
*マンホール土留の外面を矢板(土壁)に密着させ、できる限り水平に設置して下さい。
*水圧ポンプには、清浄水をベースに5%の割合で添加液を混合させて使用して下さい。
*水圧ポンプとの接続時は、水圧ポンプのコックを閉めた状態で接続して下さい。
*水圧ポンプの加圧時は、圧力ゲージを確認しながら適正な目盛り位置まで加圧して下さい。
*事前に土圧強度計算をご確認のうえでご使用願います。土圧強度計算は最寄りの営業所までご依頼下さい。
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