妻側腹起し

妻側腹起し

土木工事用 レンタル 販売
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パネル土留 妻側伸縮自在腹起し
特許第6178030号

目的用途

土留

製品分類

アルミ製土留パネル土留ボックス式パネル土留スライドレール式パネル土留

パネル土留使用時の安全な妻側土留工法

POINT 1

妻側の土砂崩壊を防止

掘削進行方向(妻側)からの土砂崩壊を防ぐ伸縮自在な腹起しです。
様々な種類のたて込み簡易土留に適用することができます。
POINT 2

土止め先行工法に準じた安全な施工方法

あらかじめパネル土留めに腹起しが取り付けられているので妻側の矢板設置前に作業者が掘削溝内に立ち入らずに施工が可能です。
POINT 3

限られた現場スペースに対応

妻側の土砂崩壊防止のための法付けができないような、スペースに制限のある現場条件でも安全な施工が可能です。

【見落とされがちな妻側の安全対策】

たて込み簡易土留は土止め先行工法に準じた安全性の高い土留工法です。

しかしながら、掘削幅が広い場合などには妻側の切土面の土砂が崩壊する場合があります。崩壊を防止するためには地盤の安息角以下の斜度で掘削を行ったり、法付けした面を押し固めるなどする必要がありますが、どのくらいの角度で掘削すればよいのか?また、どのくらいの力で押し固めればよいのかといった安全性の見極めが難点です。また、現場によっては法面を付けられるスペースが存在しない場合もあります。
「妻側腹起し」は掘削の末端部分や周辺状況によって法付けするスペースが確保できないような現場や、浄化槽や防火水槽の設置などで矩形に掘削したい場合などに妻側の土留を安全に構築するための新たな選択肢です。

【伸縮自在の効果】

掘削方向の末端部は妻側と山側から2軸方向の土圧を受けます。妻側腹起しはパネルの切りばりと並行に設置されますが、伸縮自在な構造で山側からの土圧である軸力を直接受けずに逃がし、妻側からの土圧のみが作用します。
また、パネル土留は左右のスライドレール、またはパネルプレートを交互に押し込みながら建て込みますが、伸縮自在な構造は腹起し自体に加わる力を分散して腹起し本体やパネルの各部材の破損を抑制します。
妻側腹起しは、たて込み簡易土留や矢板工法に使用する各種の支保工と同様に現場の土質条件による構造計算で安全性を確認し、土圧の大きさと掘削幅から最適な型式を選定いたします。

妻側腹起し規格

型式寸法
(mm)
質量
(kg/組)
断面寸法
(mm)
断面係数(㎤)許容曲げ応力度
(N/㎟)
外筒内筒
WG-145916~1,2169.4114×10051.3251.08175
WG-1951,040~1,44010.6
WG-2151,140~1,54011.1
WG-2501,400~2,22021.7130×125103.597.85
WG-3001,850~2,69026.6
WG-3552,290~3,24042.9130×150180.4157.4
WG-4202,940~3,89050.1
WG-5103,730~4,42092.6135×200397.3193.4
WG-510LS3,730~5,020105.7
WG-6004,630~5,320109.5

※パネル土留ごとにプレートやスライドレールの厚みが異なるため、

 適用掘削幅は上記サイズから+400~600mmを目安にご検討ください。

※パネル土留への取付ブラケットの重量は含まれておりません。

※規格外品についてはご相談ください。

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