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お問い合わせいただいた現場は浄水場内の配管工事で、既設管や他の埋設物、施設などがある関係で作業スペースが限られるという内容でした。
ユーザー様には以前工法提案とともに土留を出荷したことがあり、加えてマンホール土留の施工を経験されていたことで、お問い合わせをいただきました。
内容は「こちらが想定しているイメージ図通りに施工が出来るか」というもので、ユーザー様からイメージ図をいただくという通常とは異なるスタートとなりました。
イメージ図の内容は、「敷設する管路部分をマンホール土留で施工する」というもので、掘削箇所4つのうち2つを長方形に、もう2つのマンホール土留を台形に組むという内容でした。その内容で土圧計算をしたところ、ユーザー様のイメージ図に対応出来る条件が判明しました。
図面通りに施工するには、「一箇所の掘削あたりにマンホール土留を1段で2セット使い、その組み合わせを2段分、合計4セットのマンホール土留を各掘削部に設置する」という計算になりました。
その後、ユーザー様に提出した計算書の内容で発注をいただき、工事がスタートしました。現場では4つの掘削箇所を一面ずつ施工する関係上、苦労した点もあったとのお声もいただきました。マンホール土留同士を並列に設置する際の加圧調整や、限られたスペースの中でそれぞれの面をうまく並列させることが難しかったとのことでした。しかし、現場に伺った際は土留は図面通りにきれいに設置されていました。
今回は既存のユーザー様からリピートオーダーをいただき、なおかつ特殊な形の土留をユーザー様から指定していただくことになりました。前回の出荷以降も弊社製品を信頼していただき、「こんな施工も出来るかもしれない」と思っていただいたことが、今現場の受注につながったと実感しました。