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今回の件は雨水路の改修工事で、内容は「既存の水路の底板を壊し、新しい底板をコンクリートで製作する」というものでした。ユーザー様が工事を落札された際、弊社担当者が伺ったところ、「設計には組み込まれていないため特に土留めは必要ない」とのことで、一旦はご挨拶のみ終えた形となりました。
お声掛けから数か月後、件のユーザー様から「コンクリート崩壊のおそれがある箇所があり、土留をしたい」との連絡をいただきました。
既存のコンクリートを壊した時に、古い底板の残りの部分が崩壊するかもしれないため、スピード土留(水圧ジャッキ)で押さえたいとのことでした。幅3.7mと広い水路のため、対応策として通常型水圧ジャッキよりも広い幅に適用出来る、強力型水圧ジャッキを出荷することとなりました。
安全面に関しては、水圧ジャッキ同士は短い間隔で押さえた方が安全であることなど、弊社担当者からユーザー様にアドバイスし、施工していただきました。
部材の納入前は数本程度の出荷予定でしたが、施工区間全てを水圧ジャッキで押さえるという方針に変更になりました。そのことで出荷数量が約5倍に増加したものの、問題なく対応いたしました。
ユーザー様からは、崩落が起きると工期に遅れが出て経費もかかるため、安心して工事ができると高い評価をいただきました。もともと土留が必要ないという現場であっても、安全面の懸念が出てきたときにはすぐご相談いただき、それに応えられる体制を整えていたことが、今回の受注につながりました。